いきなりで恐縮ですが、中小企業のホームページにデザインはいりません。
そう言ったら、あなたはどう思いますか?
「えええ!?何言ってるの?御社はデザインも得意な会社だろう!?」
はい、おっしゃるとおりです。
実際弊社(グランドデザイン株式会社)はビジュアルが華やかなホームページも多数手がけてきましたし、Webサイトのコンテストでデザイン賞も獲りました。
しかし、だからこそあえて言わせてください。
中小企業のホームページにデザインはいりません。
「いやいや、何言ってるかわからないよ!」というお声が出そうですよね。
ごもっともです。
すいません、言葉が足りませんでした。正確に言うなら、
中小企業のホームページには、「オリジナリティあふれたカッコいい独自デザインは不要」ということになります。
「いや、ウチの商品は他社とは違う●●な特性があるし、だからこそ他とは違うオリジナルなホームページをカッコよく作って、どんどんアピールするべきじゃないの!?」
はい、たしかにご意見はよく分かります。
しかし、長年デザインを重視したホームページを作ってきた弊社だからこそ、「中小企業のホームページに、オリジナリティあふれたカッコいい独自デザインは不要」なのだとお伝えしたいのです。
その理由をこれから解説していきましょう。
まず一番大きな問題として、中小企業の予算規模の問題があります。
あなたが中小企業のオーナー、あるいはホームページの担当者だったとします。
御社がホームページ制作にかけられる予算はいくらですか?
弊社は上場企業のWebサイトを多く手掛けていますが、大企業の予算は数百万円というのは当たり前。大々的なプロモーションを行う商材ならば、全体予算は数千万~億単位です。
そして、ホームページを作る工程を考えてみましょう。
オリジナリティあふれたカッコいいデザインを作るには、Webデザイナーたちが延々頭をひねりながら、独創性のある新たなデザインを案出する工程が必要です。また、デザインが決まったとしても、その先には実際のホームページを作るコーディングと呼ばれる作業が必要です。
コーディングとは、ホームページを制作するための言語であるHTMLやPHP、JavaScriptなどを駆使して、デザインをページの形にしていく工程です。それを行う人材をコーダーと呼びます(場合によってはプログラマも必要です)。
すいません、細かい技術の話はいいですよね(笑)
ただ、こういった人たちの人件費はどれくらいになるでしょうか?
こう尋ねられれば、自社のビジネスと同様に、費用感が見えてきませんか。
ホームページを作るには、最低でもデザイナーやコーダーの人たちが、考え、手を動かし、修正をし…といった作業を経る必要があります。
Webデザイナーやコーダーの人工を仮に安く見積もって月30万円程度としても、数人で制作に1ヶ月かかれば、あっという間に百万円単位のお金が消費されるのは分かるのではないでしょうか?
さらに全体の進捗管理や、お客様とのやり取り、プロジェクトを成功に導くためのプロジェクトマネージャーも必要ですから、実際の費用はもっとかかることになります。
御社はその金額を負担できますか?
大企業にとっては、数十万円は正直「はした金」です。しかし中小企業、あるいはもっと小さな零細企業、果ては飲食店などの個人商店にとっては、数十万円でもそれなりの大金ではないでしょうか?
仮に予算の問題をクリアして、独自性のある唯一無二のデザインでエッジの効いたホームページを作れたとします。
あなたも上司の方もノリノリです。「こんなカッコいいホームページができたんだ!ここを見てくれさえすれば、千客万来だろう」。
・・・残念ながらその期待は見事に裏切られてしまうでしょう。
予算を掛けてカッコいい独自デザインのホームページを作ったとしても、まず誰も見に来ないです。
あなたの会社がすでに毎日数千、数万の人がアクセスするホームページを持っているなら、カッコいいデザインの新ページができれば、多くの人が勝手に見に来るでしょう。
また、大企業並みに広告予算を突っ込み、Webのみならず、紙媒体やテレビCMまで広告を打っているなら、多くの人が商品を認知しており、自動的にホームページにやって来ます。
しかしそんなケースは中小零細企業ではあり得ません。
残念ながら、御社の商材を大半の人は知らないのです。
さらに残念なことをお伝えしましょう。基本的に、多くの人が検索をして御社のホームページにやってくるはずです。その際、使われるのはもちろんGoogle。現在のGoogleは人工知能であり、とてつもなく優秀で、ユーザーが検索した言葉にマッチするページを上位表示しようとします。
ところがGoogleは、ページがカッコいいかどうかは認識しません。
もう少し正確に言えば、人の目から見て「イケてる」「カッコいい」「素敵」というような主観的な判断基準は持ち合わせていないのです。これはつまり「カッコいい独自デザインのホームページを作ったからといって上位表示されるわけではない」ということです。
先ほどもお伝えしたとおり、御社が大企業のように広告予算をかけることができ、ありとあらゆる手段で自社のホームページにユーザーを誘導できるなら構いません。
しかし、それができない中小零細企業にとって、検索されても出てこないホームページを作ってしまえば致命傷になります。どんなにカッコよくてオリジナリティあふれるデザインのホームページでも、検索しても出てこないのであれば、御社は存在しないのと同じなのです。
ごめんなさい。残念ながらそれも違います。
たしかにGoogleは人の目に映るビジュアルやデザインの良さは認識せず、ホームページ上に掲載される内容、すなわちテキスト情報を重視します。
しかし、実際にユーザーが御社のホームページにやってきた際、テキストばかりの情報しかなかったらどう思うでしょうか?
確実に御社のホームページを見る気をなくし、立ち去ってしまうでしょう。
すると残念なことに、ユーザーの離脱率が高いホームページ=価値のないホームページとGoogleに認識され、ますます検索順位が下落してしまうのです。
おまけに現在のユーザーは目が肥えています。様々な情報やメディアに触れ、情報感度が高く、大企業はカッコいいサイトをどんどんリリースし、それを見慣れてしまっているので、あまりにデザインがイケてないサイトでは見向きもしません。
つまり、思いっきりデザインに凝ったカッコいいサイトは不要でも、あまりにデザインがダサく、今風のホームページでないものは閲覧されないのです。
お嘆きはごもっともですよね。
カッコいいデザインは不要なのに無視はできない。おまけに予算もない。
こうなると五里霧中、暗中模索。
中小零細企業や個人商店では、打つ手がないように思えてしまうのが当然です。
しかし、どうか落胆はなさらないでください。やり方はあります。
解説していきましょう。
いきなりで恐縮ですが「こういうケースならばあれが良い、あんなケースにはこれが良い」なんて説明は面倒ですよね?
わかりました。早速結論をお伝えします。
弊社が考える、中小零細企業、個人商店のホームページにおすすめなのは「Word Press(ワードプレス)+有償テーマカスタマイズ」一択です。
いえ、決してゴリ押しするわけではないですよ(笑)
御社が心の底から納得した選択が別の方法ならば、弊社の言い分は無視してください。あるいは確実な信頼を置ける制作会社さんがいて、そちらに全て任せられるというのであれば、その会社さんの方針に従ってください。
しかし、そのどちらでもなく、選択に迷ってしまうのであれば、「Word Press+有償テーマ」にするのが一番だと、弊社の経験から申し上げます。
理由を説明していきましょう。
まず現在、中小企業がホームページを作るなら、CMSを入れるのが良いでしょう。
CMSはContents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略です。Word Pressもまた、CMSの一つです。
CMSの正確な意味は覚えなくても構いません(笑)。簡単に言うと、マイクロソフトのWord(ワード)のような感覚で、ページを簡単に追加・編集できる仕組みだと思ってください。
恐らく皆さんも、サイト制作全てを自分たちではできなくとも「ちょっとしたお知らせや告知などは、自社でページを手軽に作れたら便利だな」と思っているのではないでしょうか?
そんな時、以前ならその度に業者に連絡してホームページを更新してもらうしかなかったのが、CMSを入れれば、Word感覚でページを作り、自分たちでタイムリーに情報発信できるようになるのです。
以前はWeb制作業者が一つ一つ手で言語を書いて、ホームページを作っていました。しかし時は流れ、今は便利なツールが出揃ってきています。ちょっとした情報発信は自分たちで行えるなら、その都度業者に依頼して作業してもらうコストだって削減できます。
「あれ?そういったシステムなら他のも知ってるよ!」
ホームページを作ろうと熱心に調べたあなたならば、そうおっしゃるかもしれません。
例えば、W●xとかJ●mdooとかですね。(一部伏せ字にしておきます)
「無料で誰でも簡単に始められる!」というのがこの手のサービスの売り文句ですが、実際には、これらのCMSは無料での使用には制限があったり、基本的なプランでも有料だったりします。それに比べてWord Pressは完全無料で、機能の制限などは一切ありません。
また、何より世界で一番使われているCMSはWord Pressだというのも忘れてはいけないポイントです。実に世界で使われているCMSの6割、そしてホームページ全体でも、世界の4割がWord Pressで作られています。このシェアは圧倒的で、他のCMSをぶっちぎっています。「誰もが知る大手企業のサイトも実はWord Pressで作られている!」なんてことも珍しくありません。伏せ字にしたCMSのシェアは、実際には3%にも満たないんですね。
世界中の大多数のユーザーがWord Pressを使用するというのはとても大きなメリットです。とにかく情報が豊富になり、開発もどんどん進むので、「こんなことをしたいな」と思えばすぐに必要な情報を見つけられますし、もしセキュリティなどの問題が生じても対応が早くなります。
またWord Pressには「プラグイン」という、便利な機能を自由に選んで追加できる部品のようなものが多数存在しています。プラグインの追加は管理画面からすぐに行えてとても簡単です。さらにWord Pressが世界で一番使われている以上、プラグインもどんどん開発されるため、種類が増え、Word Pressはより便利になっていくのです。そしてこれらプラグインは無料のものが大半というのもメリットが大きいでしょう。
反面、マイナーなシステムやツールというのは、ともすればユーザーが少な過ぎて開発元が提供をストップしてしまう可能性もあります。情報も豊富ではないので「何かを調べたくても見つからない」というケースも多発します。いきなり提供が中止になったり、必要な情報が得られないという状況になれば、ホームページの制作や、その後の運用もままならなくなりますので、弊社では「Word Pressが一番おすすめ!」とお伝えしています。
さて、何かと良いことづくめに見えるWord Pressですが、一点注意が必要です。それは、Word Press自体は完全無料ですが、単にWord Pressを導入しただけの初期状態では、あまりに殺風景なホームページになってしまうのです。
Word Pressを導入しただけの初期設定ホームページ
これではさすがに自社のホームページにするのはキツイですよね。
でもご安心ください。Word Pressには、各種デザインを決める「テーマファイル」(「テーマ」とも呼ばれる)というものが無数に存在します。そしてこのテーマファイルを適用し、御社の情報に合わせてカスタマイズするだけで、あっという間に洗練されたデザインに早変わりしてくれます。
ためしに「Word Press+テーマ」と検索してみてください。膨大な数がヒットすると思います。例えば今なら上位に出てくるTCDというテーマファイルが人気ですが、紹介ページを見ると、テーマファイルを導入することでどんなホームページに仕上がるか、すぐに分かると思います。
先ほど説明したプラグイン同様、テーマファイルも国産から海外製、無償のものから有償のものまで数多く開発されています。世界で一番使われているWord Pressであればこそ、テーマファイルも数、種類とも多岐にわたり、その数は数えきれないほど。この中から御社のイメージや用途に合いそうなテーマを選んで適用すれば、相応のホームページが短時間で作れてしまうのです。
「多くのテーマがあるのは嬉しいけど、多すぎてどれを選んで良いかわからないよ!」
そうですよね(笑)。おっしゃるとおりです。
Word Press本家サイトを見てみても、実に1万近い無料テーマファイルが公開されています。選択肢が多いのはありがたいですが、反面、どれを選んで良いのか分からなくなってしまいますよね。
そこで様々なWord Pressカスタマイズを行ってきた弊社のおすすめは、ズバリ「有償&国産テーマ」です。
有償&国産のテーマファイルの例(TCDテーマ)
「せっかく無料のテーマもあるんだし、無料の方が良いのでは…?」
そのご意見もごもっともです。
しかしあえて弊社では有償テーマをおすすめしています。その理由は、
この3つです。
無料テーマが悪いわけではないのですが、やはり無料であるがゆえに、機能やデザインもシンプルになりがちです。逆に有料であるというのは、それだけしっかりと開発が行われており、機能面も充実しているのです。「ホームページであんなことを伝えたい、こんな見せ方をしたい」といったニーズも実現しやすく、デザインも今風で洗練されているものが多いのも特長です。
また、無料テーマは無料であるがゆえにサポートに期待はできませんが、有償テーマであればほぼ確実にサポートが付いてきます。何か疑問やトラブルが生じた際、問い合わせができるというのは、お使いになるうえで安心ではないでしょうか。さらに有償とはいえ、何十万、何百万といった高額な出費は必要ありません。いいところ数万円といったレベルで大変リーズナブルなのです。
そして、有償テーマの中でも、弊社では国産のテーマファイルをおすすめしています。
海外製のテーマがNGというわけではありません。むしろ日本にはないエッジの効いた見せ方を実現してくれるテーマも多数あり、先進的なデザインがお好みならば、海外製のテーマもアリでしょう。
しかし、日本人とは感性の違いもあるため、実際に作ってみると、海外製のテーマはあまり日本のホームページには馴染まないということもあります。何より外国と日本では言語が異なるため、制作の際の各種メニューなども日本語化されているとは限りません。さらに、サポートがあるにせよ当然それは外国、そして英語でのやり取りになりますので、何か問い合わせをしたいと思った時には厄介でもあります。
つまり、国産テーマの方が何かと安心なのです。国産のテーマファイルであれば、メニュー類は当然日本語ですし、文字化けなどのトラブルもそもそも発生しません。各種情報やサポートももちろん日本語ですし、アップデートが行われた際のアナウンスもしっかりと届けてくれます。
以上のような点から、弊社では「有償&国産テーマ」が一番!と結論付けているのです。
さて、このページを読んでくださったあなたなら、もうおおよそお分かりではないでしょうか?
中小企業のホームページでは、オリジナリティあふれる独自のデザインを、コストをかけて作っても、Googleにも評価されにくく、来訪者が見込めない。かといってその他の広告にまでお金をかけてユーザーを獲得する予算もない。
それならば、世界で一番使われているCMSを使い、リーズナブルなテーマファイルでホームページを作るのが、最もコスパが良くなるということなのです。
さらにまだメリットがあります。当然オリジナルの独自デザインをしないということは、ホームページのデザイン費用を浮かせることができますし、デザイナーが延々と頭をひねる工程もなくなりますので、制作のスピードを上げることができます。ホームページをオープンするまでのスケジュールがひっ迫しており、時間がない時などは重宝すること間違いなしです。
そして、有償テーマはそもそもSEOに最適化されているものが多く、検索された際にヒットしやすいという特長もあります。これが中小企業には大きなメリットとなります。
先ほどもお伝えしたとおり、大企業のように莫大な予算に物を言わせてホームページへの集客手段を講じることができない中小企業にとって、検索での上位表示はユーザー獲得の『キモ』になります。これが上手く行かないと、せっかく作ったホームページを全くユーザーが見に来ないという事態にもなりかねません。
しかし、今時のSEOはなかなか大変です。小手先のテクニックなど、とてつもなく頭の良いGoogleには通用しません。そんな時、ホームページをオリジナルデザイン、かつSEOに考慮しつつ手作業で一から作ろうとすると、コスト負担ばかりが大きくなってしまいます。
それならば、最初からSEOに最適化された有償テーマを使った方が、効果も出やすく、かつリーズナブルなのです。
「なるほど、Word Pressと有償テーマを活用するとメリットが多いことはよく分かった。
やってみようと思うけど、注意点やポイントはないの?」
とても良いご質問です。
このページを読んでご納得いただいた方なら、どうやったらよりスムーズにホームページを制作・活用できるか気になるところですよね。
簡単にホームページを作れるWord Press+有償テーマですが、実際のカスタマイズ作業は制作会社に依頼しましょう。
えー!?簡単なら自分でやった方が得じゃない?ホームページを作る会社だからそんなこと言うのでは!?
いやー、鋭いツッコミですね!(笑)
たしかに弊社はホームページも制作する会社です。ただ、お客様のことを考えると、Word Press+有償テーマを使えば簡単にホームページが作れるものの、ご自身で作るのはおすすめしていないのです。
理由はシンプル。いくら簡単にホームページを作れるとはいえ、さすがに予備知識がない人がカスタマイズするのは大変だからです。実は弊社にも「一度は自分たちでやってみようとしたが、挫折してしまったので作業を引き継いでほしい」というご相談が多く寄せられます。
先ほど例に示したW●xやJ●mdooは「知識がなくてもちょっとした操作で誰でも作れる!」と銘打っています。しかし、ごめんなさい。ディスるわけではないのですが、明らかに知識がない方が作ったページというのは、どうしても違和感があり、平たく言うとダサくなります。熱意はわかるのですが…ホントすいません。
お伝えしたとおり、Googleはビジュアルを評価しないとはいえ、今時のユーザーは目が大変肥えています。どうしても視覚的に違和感があったり、あまりにデザインがイケてない場合は、ホームページを熟読してくれることなく離脱してしまいます。これは絶対避けねばなりません。やはりプロに依頼した方が安心でしょう。
また、Word Press+有償テーマでホームページを作るにせよ、各種画像などは加工して用意しなくてはなりません。そしてテーマファイルをいじるには、やはりHTMLやCSSなどのホームページ制作に必要な知識が求められます。
これを全部自分でやろうとすれば、さすがに時間がかかり過ぎます。ホームページの制作自体は信頼の置ける制作会社に任せ、その分浮いた時間とコストを御社の大切なビジネス本体に投入する方が、はるかに得策ではないでしょうか。
さてもう一つのポイントは写真です。よく「写真は文章の7倍の情報を伝える」などと言われますよね。ビジネスシーンでも、ずーっと文章だけの資料などを読み続けるのは苦痛ですし、イメージをより鮮明に、直感的に伝えるために、写真やチャートを用いるのはよくあることです。
これはホームページでも同じです。商材やスタッフの写真、説明チャートなどは、御社をお客様によく知ってもらうために、とても大切な要素なのです。また、最近のホームページでは、写真を多く取り入れたデザインが流行っています。ためしに色々な会社のホームページを見てみてください。説明する文章とともに、内容を想起させる写真やチャートなどが必ず使われているはずです。
レストランならば料理の写真、美容室なら仕上がりのイメージ、工務店なら完成した家屋等々と、枚挙にいとまがありませんが、ユーザーに御社のアピールポイントを強く訴えたい画像については、プロに頼んで撮影してもらった方が良いでしょう。
今時のスマホは高機能で、相当大きなサイズの写真もらくらく撮れてしまいますが、やはり色味や明るさ、アングルなどは、プロの手によって撮影されたものとは違います。ここはコストをかけても良いポイントとなるはずです。今ならば、暮らしのマーケットなどのサービスを使えば、プロのカメラマンも1万円程度で撮影をしてくれます。
そして有料素材の使用も検討してください。カメラマンが撮影した写真だけでは、ホームページに必要な画像素材の全てが揃わないことが多々あります。そんな時、無料素材サイトを使うのも良いですが、こちらも同じく写真のクオリティに差があったり、そもそも必要な素材となりそうな写真が存在しないケースもあります。
延々と無料素材サイトで写真を探す手間を考えるならば、ここは潔く有料素材サイトを使った方が、素材のクオリティ、そして時間やコスト面を考えるとリーズナブルになるはずです。
有料素材の世界的大手はShutterStock(シャッターストック)、iStock(アイストック)、日本人の素材が多いのはPIXTA(ピクスタ)などです。これらの有料素材サイトは大手広告代理店や出版社・新聞社も使用しているので間違いないでしょう。どのプランを選ぶかにもよりますが、良質な素材が1枚数百円~1000円程度で入手できます。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
あなたはホームページ制作についてきっと真剣に考えてくださっている方でしょう。
そんなあなただからこそ、弊社がお伝えしたいのは、中小企業には中小企業ならではのホームページの作り方、活用の仕方があるということです。
たしかに大企業のように膨大な予算や多くの人手はないかもしれません。しかし、それはイコール「負け」ではありません。限られたコスト、時間や掛けられる手間を適切に配分することが何よりも重要ということなのです。
これだけ情報があふれる現代、御社の商材をアピールするのにホームページは不可欠です。しかし、ホームページの制作『だけ』に目が行くと、「何が何でもオリジナルのカッコいいデザインで!」などと、間違った方向に注力してしまう可能性もあります。
ホームページの制作は確かに大事です。検索された際の順位も大切です。しかしそれだけではなく、Twitterやインスタグラム、LINEなどのSNSでの告知、さらにYoutubeやTikTokなどの動画によるPRなど、様々な手段での情報発信が盛んになっています。
これらを総合的に活用し、御社のことを多くの人たちに知ってもらうためには、どこにどれくらい予算と時間、手間をかけるのか、間違わないでいただきたいのです。
中小企業のホームページに、オリジナリティあふれたカッコいい独自デザインは不要な理由とは…
これでは中小企業にとって何より大切な、お金と時間を浪費してしまいます。
コストを適切に削減しつつも、必要な部分にはお金を掛けることで、コスパ良く、そして時間と手間の最適なバランスを図る。残りの予算でSNSや動画配信など、その他の施策も実施し、総合的に成果を上げることを考える。
いかがでしたか?
中小企業や零細企業、個人商店では、その規模に合わせたホームページの作り方があります。大企業のようにお金を掛けられないからこそ、有効な方法を知って、コスパ良く、そして時間と手間を圧縮しながら、成果を上げてください。
グランドデザインのスタッフ一同、御社ビジネスの発展を祈っています!